被後見人さんの山奥での一人暮らしが限界に・・

「被後見人さんの山奥での一人暮らしが、限界にきているようだ」
とケアマネさんから連絡を受けて、
支援者の都合によるものか、ご本人は、実際どうなのかを確認をしました。

「一人暮らしは、もうだめだ。」
という言葉を聞き、
デイサービス職員、ケアマネさん、ヘルパーさん、民生委員さんへお願いし、
再び確認をしました。
最後に施設の相談員さんが自宅を訪問し、ご本人の意思を確認しました。

「どこでもいい、施設に入りたい。」と言うのです。
「すぐに入りたい。」
ヘルパーさんやデイサービスを利用してはいましたが
それ以外の時に辛いことが数々あったのだと思いました。

山里の雰囲気に近い広い畑とお庭を持つ施設を選びました。
急遽入居することになったので、
せめて当日は、地域の方々と十分なお別れができるように
家を出る時間をお知らせしました。
8人の方々にお集まり頂き記念撮影をし、
介護タクシーさんに、ゆっくりと町内会長さん宅、デイサービスをまわってもらい、
大勢の方々に見送られ、私達は、山里を下りました。

一人暮らしが、もう無理だと話されていましたが、戻ることも選べるように、
お試し利用を2日間、その後の入所としました。

社会福祉士会の生涯研修制度のEラーニングで、
意思決定支援と施設入所後も在宅復帰支援が、とても重要であることを学びました。
施設に入って再び元気を取り戻して欲しいです。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です