私の考えるグリーフケアで大切なこと

先月、「グリーフケア」について私の話を聞きたいとお寺関係の方々から依頼を受けました。 
まず、私の考えるグリーフケアで大切なことを言語化して、それを伝えるための方法を考えました。 

自殺予防支援の相談員だった頃に大切にしていたことがあります。「大切な人を亡くして」と話されたら、
その方が悲しみから立ち直るまでには、何よりも長い時感が必要であり、話を聞きながら一緒に深い悲しみに沈もうと決意をします。 
また、悲しみから立ち直ったと話されたり、文章に書かれても、その状態にないかもしれないと推測しながらひたすら話を聞きます。  

身近にそのような状態の方がおられたら、慰めの言葉よりも一緒にいて生活のお手伝いをすることが方の支えになリます。 

お嬢さんを亡くされた歌人 五島美代子さんと私の知人の短歌をご紹介しました。皆さんが大切な方を亡くされた時のことをお話頂き、どんなことでご自身が支えられたのかを振り返りました。 

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