開業から2週間経ちました。
学生の頃から、深夜にひとりでじっくりものを考える癖がついてしまっています。
尊敬できるソーシャルワーカにもっと出会いたい。
自分もソーシャルワーカーだと胸を張って仕事がしたい。
自分なりの考えと言葉でソーシャルワークを表現したい。
そして学生に語ってあげたい。
2週間でじっくりクライエントさんと関り、
そして多くのソーシャルワーカーさんと、地域の皆さんと出会いました。
クライエントさんの困りごとに皆さんがお互いにできることを少しずつ実践してくださり、
少し暮らしやすくなっています。
今、一人暮らしの高齢者の方が困惑していたことをお伝えしますね。
わずかな年金で定期的に公共料金を引き落としをされると生活困窮に陥るケースです。
送られてくる振込用紙ですが、コンビニ、郵便局、銀行などで使用が可能ですが、
その用紙の多様化が高齢者には難しい。
お金を下ろし、コンビニまで持って行き、払い込むと履歴が残らないから、
わすかな年金のやりくりが出来なくなります。
簡素化している社会の仕組みが高齢者には、複雑化しているように見えます。
浪費癖と言われる事例が、実はそうではないことけっこうあります。
生活困窮に陥ってしまう例ですと、年金が月額10万未満の方は大変です。状況によっては生活保護の方より窮してしまいます。生活保護の方は、医療等の生活扶助を保護費とは別に受けることができますが、困窮状態の方はそれがないため、結果的に生活保護以下の生活水準になってしまいます。それでも収入に応じた日々の生活については、その人なりにやりくりされているのですが、どう頑張ってみても貯蓄をする余裕などありません。家や車の不具合、電化製品の故障など突発的な支出が必要になると、たちまち生活は破綻してしまいます。年金担保の貸付制度は終わってしまい、生活福祉資金等も返済の目途がなければ、誰もお金を貸してくれません。困ったどうしたらよいかと言われるほうも頭を抱えてしまう状況があります。