キャンナス上越柿崎とOfficeあゆむをこの町で開くことになったきっかけ

5月は、私のスケジュール表がほぼすべてうまりました。
しかし、少しも嫌ではないのです。
私以外のピンチヒッターが立てない支援の数々だからです。
だから健康に気をつけていくことが当面の私の目標です。

12月からキャンナス上越柿崎の準備をはじめ、
キャンナス本部に送っていた初心表明がこの度アップされました。

自分でも、何を書いたのか思い出せなかったのですが、
キャンナス上越柿崎とOfficeあゆむをこの町で開くことになったきっかけについて
自分で回想をしています。

南新宿で出会った人々の名前と笑顔と語られなかった生活が
私の原点なのかと思いました。

南新宿では、心臓発作で常にCCUに運ばれて来る患者さんがいました。
一人暮らしなのですが、低下していく心機能や増していく呼吸苦の中でも
常に優しい笑顔と前向きな生き方に、スタッフみんなが共感していました。

生活困窮の方には、CCUの加算もかなりの負担です。
「次に運ばれてくるときは、CCUで治療をするのか、病棟で治療をしますか?」
と医師は患者さまと話し合いました。
呼吸苦があるのに、退院日には預金を自分で下ろし入院費を払っていかれました。

30年前にすでに南新宿では、患者さんの自己決定が尊重されていたことに
改めて感動をしました。
この言葉を発するまでの医師や看護師の葛藤、
そこでのやりとりを思い出しますと涙がでます。

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