福祉タクシーを利用した転院同行のお手伝い

先週から今週は、とても忙しく過ごしました。

病院は、患者さんを治療するところ、救命するところ
それを達していれば、いい?
しかし、最近は、社会構造が変化し、「退院支援」がキーワードになっています。
病院のワーカーさんや看護師は、多くの患者さんのケアをしなくてはならず、
行動が制限されています。

地域ごとに様々な経験を積んだ社会福祉士や看護師等がいます。
困難のある方が入院中でも地域の方に相談出来たら、
早く退院ができるのではないかと考えています。

地域連携室や包括支援センターが、個人情報を守りつつ、
地域に相談できることが、私の目標でした。
入院患者さんが、自ら外部に相談できることが出来たらいいですよね。
地域包括ケアってこうゆうこと?

困っているのは、ケースワーカーさんでも受け持ち看護師さんでもなく、
患者さんだからです。
だから自分の力量を越えたら、その力量のある人へ繋ぐのは当然のことです。

今週は病院連携室、病院相談支援事業所、居宅介護事業所、区役所、
ご自身で有償ボランティアをされている方から声をかけて頂きました。
看護師さんから、「キャンナスは、何をしてもらえるの?」と言われ
別件の依頼で伺ったのですが、
「転院同行、福祉タクシーを探せます。」
と答えました。

キャンナス上越柿崎、Officeあゆむが、仲良くしている福祉タクシーさんに連絡をとり、
すぐに転院時の環境の調達が出来ました。

その方は、転院時には少し元気になられて、道中でご自身のお話をされ
景色を楽しみ、ご自身の病気のことを話されていました。
「今日が、転院だけど、家に戻りたかったのではありませんか?」
と問いかけました。
そこで、ご本人の本当の困りごとをお聞きしました。
もっと早くお聞きしていれば、その困りごとに寄り道できたでしょうに!

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