被後見人さんとの定期面会

先週は、被後見人さんとの定期面会を2件しました。
今までオンライン面会や、ソーシャルディスタンスをかなり長めにとった面会でしたが、対面でほどよい距離での面会でした。
時間が短時間であること、ご本人の居室ではなく、面会スペースということを除けば、コロナ禍以前の状態です。

私が今回訪問した施設と病院は、最近の感染対策を十分理解をされていて過度に厳重すぎる感染対策ではないので、面会が心地よく終了しました。
病院から施設に移動された方から
「ここはご飯が美味しいよ。ベランダにあったのはゼラニウムだね。自分も育てていたよ。畑をしたいな。この間買ってもらったテレビはすごくいいよ。
」と喜んでいました。

病院で療養介護を受けている方は、障害のために会話が出来ません。
20分ほど一緒に過ごしました。
手に何かを持っていると落ち着く様でしたので、とっさにカバンから、私の花柄のタオルを取り出し目の前に差し出しました。私はバラの香りのするハンドクリームカバンの中にもっていましたので、それを自分の手に塗って一緒に香りを楽しみました。
私の手と花柄タオルにも触れてくれました。

PS:
施設の方の居室用に購入したテレビは、介護事業を手掛けながら、社会的弱者のために電気販売授業もされている方から購入をしました。
居室に適切な大きさとケーブルの長さ、安全な設置、位置など、利用される方の状況に合わせて、選択してもらえます。
配達と設置、説明まで丁寧にしてもらえます。高齢者が使いやすいリモコンへの変更や設定への配慮もされます。

こころとこころの接点を探していくことが大切です。
このテレビは、こころとこころを確実に繫ぎました。ありがとうございました。

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